【ドローンでの農薬散布】カメムシ防除にドローン活用
2024-07-19
カテゴリ:ドローンスクール
ドローンスクール
7月中旬に入り、大館市内の圃場も青々としてきました。
米作りは冬期間の土作りから始まり、水稲におけるドローン活用は早い方で5月の除草剤散布からスタートします。その後、8月の病害虫防除にはドローンがフル稼働。高品質の農作物を育てるため、高温多湿な気候の中では欠かせない作業となります。
ドローンでの農薬散布の大きなメリットは労働力の軽減です!お米の品質に関わる病害虫防除は、暑い中での重労働……熱中症リスクも高まります。そこで活躍するのが農業用ドローンです。ドローンでの散布は手作業と比べ、短時間で広範囲に、かつ好きなタイミングで農薬散布が可能となるため、効果的に除草・病害虫防除を行うことが可能です。
秋田県内は8月のお盆時期になると斑点米カメムシ類の防除作業が盛んに行われます。斑点米カメムシ類は斑点米を発生させ、お米の等級落ちに至るため、水稲の病害虫防除の中でも重要な作業の一つです。
ドローンでの農薬散布は1haあたり約13~15分程度で、圃場内にほぼ均一に散布することが可能です。例えば、動噴での作業は1ha160分。1日の作業面積で比較した場合でも、ドローンは10~30ha、動噴は1~5haです。作業者への負担、被ばくの面でもドローン作業の方が軽減が見込めます。ヘリでの作業と比較してもドローンでの散布作業はコスト削減や適期防除に適しているため年々ドローン導入者が増えている現状です。
弊社農業用ドローンを導入する際は導入教習が必須です。稲刈りが終わり農作業オフシーズンに入ると新規導入や買い替えのため、受講される方が増えてまいります。来シーズンからの空中散布にドローンの導入をご検討されている方はお早目にご相談ください。1名様からでも開講しております。
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