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【ドローンパイロット必見!】補助者の役割~農薬散布編~
2023-07-03
ドローンスクール
ドローンの活用は空撮にとどまらず、土木・建築・点検・物流といった様々な分野に広がっていますが、いち早く取り入れた業界は農林水産業です。その中の農業分野では、「農薬散布」や「肥料散布」などにドローンが使われています。
弊社農業用ドローンも北海道から九州まで日本全国に導入しておりますが、弊社製品を取り扱う際には必ず農業教習(5日~6日)を受講していただいております。それは、機体事に取扱いが異なること、ドローンを扱うためには基礎知識だけでなく、農業分野に関する知識や農薬散布を行うための操縦技術が必要となるためです。

さらに弊社農業教習は、補助者(ナビゲーター)としての知識・技術もカリキュラムに盛り込んでいます。
農薬散布教習の様子
農薬散布教習の様子
補助者訓練の様子
補助者の訓練はなぜ必要?     

ドローンでの農薬散布はパイロット・補助者の最低2名体制で行いますが、パイロットだけが教習を受講し、補助者は家族が担うケースが多くあります。ただしパイロットが補助者の重要性を認識していなければ、安全な散布作業は確保できません。パイロットと補助者では注意すべき視点が異なるため両方の知識が必要となります。
ナビゲーター訓練の様子
補助者は「散布の指揮者」「安全の案内人」     

空撮編でも紹介した通り、ドローン操縦中のパイロットは周囲の安全や環境変化に気を配ることが難しくなります。また、ドローンで農薬散布を行う際はパイロットとドローンの距離が離れてしまうため、飛行高度・飛行速度がパイロットからは認識しづらくなります。そのため、しっかりと状況を把握し的確にパイロットの操縦を導く技術が補助者には必要となります。

さらに農薬を飛散させないためにも、”パイロットの目”として飛行の安全を確保することが補助者の役目です。散布区域外への飛散防止には、適切なタイミングでの停止合図が大切です。パイロット・補助者との連携の重要性も農業教習で学んでいただいています。
作業効率は補助者の腕次第?!     

補助者訓練を行うことでパイロット側になった際に、どのような飛行をしなければならないのか、パイロットはどんな情報が必要なのか等、より肌で感じることができます。例えば一定の速度で飛行させることや、ドローンの動き出しを共有すること、補助者の指示に従うことなどなど。そして、操縦経験が豊富なパイロットを補助者に配置した方が現場は効率的に回る場合もあります。それはパイロットとしての気持ちを良く理解できているからです。

安全で効率的な散布を行うには補助者の腕次第かもしれません。これからドローンでの農薬散布を検討されている方は、ぜひ2名以上での受講をご検討ください!
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