圃場生育調査と自動スポット散布

 

【テーマ】

ドローンを活用した精密農業

 

【目標】

誰でも美味しいお米を生産できるような稲作管理システムを開発する。

 

【美味しいお米】

お米が美味しいのは、含まれているタンパク質の量が適量だから。

(1)肥料をたくさん与えると稲の生育は活発になる。

(2)稲の生育が活発になるとタンパク質がより多く生成される。

(3)ただし、タンパク質の含有量が一定量を超えると、お米の味は不味くなる。

タンパク質 少ない 多い
粘り 弱い 強い
食味 悪い 良い

【課題】

美味しいお米をつくるためには適切な稲作管理が必要。

ただし、現状は個々の農家の経験と試行錯誤で行われている。

稲作管理システムを活用することで、経験の浅い農家でも均質で美味しいお米作りが出来るようにする。

 

【研究開発内容】

システム概略

(1)ドローンを使って圃場(ほじょう)全体の近赤外線撮影を行う。

(2)撮影結果から植生指数(NDVI)を算出して圃場の生育状況を可視化する。

(NDVI: Normalized Difference Vegetation Index)

(3)圃場全体の生育状況のばらつきを分析する。

(4)生育状況の良くない場所を特定し、ドローンで自動航行追肥(スポット散布)を行い、圃場全体の稲の生育状況を均質化する。

散布計画
エリア 散布量
  30g
  20g
  10g

 

さらに、地域や品種毎に植生指数をベースにした予測式を作成し、刈取り適期、収量予測、食味予測等の営農支援を行う。